草野球のチーム管理サービスを選ぶなら、運営メンバーだけでなく、出欠を答えたり成績を見たりするメンバー全員の使い方も考えたいところです。無料でどこまで使えるか、広告が出るか、スマホでどう記録するかによって、日々の使い勝手は変わります。

ScoreQは、無料でも全員に広告が出ないスマホアプリです。試合中にスコアをつけ、その記録から成績を自動集計できます。有料機能も管理者ひとりの契約でチーム全員が使え、メンバーごとの支払いは不要です。

無料のチームホームページと対戦相手募集を重視するならteams、チーム内連絡や動画・写真もアプリにまとめたいならPLAY by TeamHub、ホームページに会計・道具管理まで備えたいなら草野球チームWEB管理システムが候補です。

この記事では、新チームが最初に導入するツールとして、4サービスの料金と使い方を比較します。

本記事はScoreQ運営が作成しています。他社の機能・料金は2026年9月13日に確認した公式サイト・ヘルプの情報に基づきます。teamsの有料プランと記録方法は、同年9月14日にログイン後の公式料金ページと公式ヘルプで再確認しました。操作性を実測したレビューではなく、用途別の選び方は掲載機能からの編集上の判断です。サービスの掲載順は順位を表しません。

4サービスの比較表:任せたい仕事で選ぶ

4サービスはいずれも予定・出欠とスコア・成績を扱います。ただし、同じ「成績管理」でも、試合中にスコアをつける方法と、試合結果や個人成績を入力する方法があります。利用する端末や無料で使うときの広告も、全員で使い続けるうえでの比較ポイントです。

サービス 利用する場所 無料利用と広告 スコア・成績の記録方法 向いている用途
ScoreQ(スコアキュー) iOS・Androidアプリ 無料プランでも全員に広告なし 試合中にスコアをつけ、成績を自動集計。試合後の成績入力にも対応 出欠から試合の記録まで、チーム全員で広告なしのアプリを使う
teams(ティームズ/teams.one) PC・スマホ・タブレットのブラウザ 無料プランは広告あり。非表示は個人ごとの有料プラン 試合結果を登録し、打者・投手成績を入力 無料でチームホームページを作り、対戦相手も募集する
PLAY by TeamHub スマホアプリ。Webでは姉妹サービスのTeamHubを利用 無料プランは広告あり 試合中のプレー記録/試合後の結果入力、成績集計 チーム内連絡や動画・写真の共有もまとめる
草野球チームWEB管理システム(bb.miguee.net) PC・スマホのブラウザ 無料は60日間の試用。継続時の通常プランは広告あり スコア・個人成績の入力、成績推移の確認 チームホームページで会計・道具の所在も管理する

出典:teams公式サイトteamsヘルプteams公式料金ページ(ログインが必要)PLAY by TeamHub公式サイト草野球チームWEB管理システム公式サイト。ScoreQの機能はサービス紹介に掲載しています。

たとえば、結成直後から対戦相手にチーム紹介ページを送りたいなら、ホームページの作成機能が判断材料になります。一方、まず毎週の出欠回答と試合記録を全員で使いたいなら、メンバーが回答する画面と記録担当者の操作を先に試すとよいでしょう。

料金の比較:無料プランと無料体験を分けて考える

ScoreQ・teams・PLAY by TeamHubには無料で使える基本機能があります。草野球チームWEB管理システムは60日間の無料試用後、年間契約で利用するサービスです。

サービス 無料で始める範囲 有料プラン・継続料金
ScoreQ 予定・出欠・スコア・シーズン(暦年)ごとの成績。過去シーズンも無料、広告なし Teamプラン:チームあたり月払い1,400円/月、または年払い10,800円/年。通算成績・成績推移・大会などのシーズン作成が対象
teams チームホームページ、予定・出欠、試合結果の記録などの基本機能。広告あり 1人あたりライトプラン350円/月、プレミアムプラン990円/月(いずれも税込)。ライトは広告非表示・マイキャリア記録、プレミアムはさらに選手別の通算成績・全国のチームレーティングなどが対象
PLAY by TeamHub 出欠確認、スコア記録・閲覧、ランキング、動画・写真共有など。広告あり 野球向けプラスプラン:チームあたり2,000円/月。エリートプラン:チームあたり6,000円/月
草野球チームWEB管理システム 60日間の無料試用 通常プラン2,200円/年(広告あり)、広告削除プラン4,400円/年。独自ドメインのプランもあり

料金は確認日時点の日本円表示です。ScoreQの価格は案内価格で、購入時はアプリ内の表示を確認してください。teamsは公式料金ページ(ログインが必要)を参照しています。課金対象は選手個人のため、チーム単位で契約するScoreQ・PLAYとは費用の考え方が異なります。PLAYの料金・チーム単位の適用条件は公式ヘルプ、草野球チームWEB管理システムの料金は公式のプラン表を参照しています。

新チームでは「無料で登録できるか」に加えて、実際に使いたい機能が無料の範囲に入るか、継続費用をチームでいくら用意するかを決めましょう。月額と年額、そしてチーム単位の課金と個人単位の課金を混同せず、広告を非表示にする条件や、シーズン別と通算の成績の違いも確認すると予算を立てやすくなります。

チーム単位と個人単位のプラン:10人で使うと費用はどう変わるか

月額料金は「1チームあたり」か「1人あたり」かで、全員で使うときの合計が変わります。 チーム単位のプランは、1つの契約をチーム全員に適用する方式です。個人単位のプランは、利用するメンバーがそれぞれ契約し、加入人数分の料金を支払います。

たとえば、1チームあたり月額1,500円のプランと、1人あたり月額300円のプランを仮定します。10人全員が加入する場合の計算は次のとおりです。

料金の単位 月額料金の例 10人で使う場合の月額合計
1チームあたり 1,500円 1,500円 × 1チーム = 1,500円
1人あたり 300円 300円 × 10人 = 3,000円

金額は契約単位の違いを説明するための仮の例です。実際の料金・対象機能は、各サービスの料金表で確認してください。

1人あたりの表示額が小さくても、全員分を足すとチーム単位のプランより高くなる場合があります。 一方、有料機能を使いたい人が少数なら、必要なメンバーだけが契約するほうが費用を抑えられる場合もあります。表示額だけでなく、誰がどの機能を使うかを決めてから合計を比べましょう。

広告を非表示にしたい場合も、まず無料プランで広告が出るかを確認すると、有料契約が必要かどうかを判断できます。

ScoreQ:無料でも全員に広告なし。スマホで試合中のスコアも記録

ScoreQの予定詳細画面。出欠を回答し、メンバーの参加状況を確認できる

予定・出欠をまとめて管理

ScoreQのスコア入力画面。グラウンド図をタップして打球位置を記録できる

試合中にタップでスコアを記録

ScoreQの成績一覧画面。メンバーごとの打率などを確認できる

記録した試合から成績を自動集計

ScoreQは、予定・出欠・スコア・成績を扱うiOS・Android向けのチーム管理アプリです。無料プランでも広告は一切表示されません。 記録担当者だけでなく、出欠を答えるメンバーや成績を見るメンバーも、広告なしで使えます。

できること: 試合の進行に合わせてスマホをタップし、スコアを記録できます。スコアブックの記号を覚える必要はなく、打率や防御率などは入力した記録から自動集計されます。試合中に記録しておけば、終了後に個人成績を集計して入力し直す手間を減らせます。試合中に記録する人を置けない日は、試合後に成績だけを入力する方法も選べます。

予定・出欠も同じアプリで扱えます。予定の通知をスマホで受け取り、そのまま出欠を回答できるため、日々のチーム運営と試合の記録をひとつにまとめたい場合に向いています。

費用: シーズンは暦年で区切られ、過去シーズンを含むシーズンごとの成績は無料です。複数シーズンを合わせた通算成績、成績推移グラフ、大会・リーグなど独自の期間で集計するシーズン作成はTeamプランの対象です。管理者ひとりが契約すれば、そのチームの全員に適用され、メンバーごとの支払いは不要です。

導入前に確認すること: チームで予定・出欠を共有するにはアプリとアカウントが必要です。チーム内チャット、対戦相手の募集掲示板、チームホームページの作成機能はありません。連絡や募集も含めてひとつのサービスにまとめたい場合は、その用途も比較してください。

teams:無料のチームホームページと対戦相手募集を使いたいチーム向け

teamsは、ブラウザでチームホームページ・予定・出欠・成績を管理できる野球向けサービスです。対戦相手の募集やグラウンド検索も公式に案内されており、新チームの紹介先と活動相手を探す場所を用意したい場合に候補になります。

できること: 選手紹介や試合結果をホームページに掲載し、打撃・投手成績を管理できます。公式ヘルプでは、試合結果を登録した後に、打者成績・投手成績を入力する手順が案内されています。ブラウザで使うため、アプリのインストールは不要です。出欠では、管理人などが未定・未回答のメンバーへリマインドメールを送る手順が案内されています。

費用: ホームページ・予定・出欠などの基本機能は無料で使えます。有料プランは選手個人ごとの契約で、料金と対象機能は次のとおりです。

プラン 1人あたりの月額料金(税込) 主な対象機能
フリー 0円 基本機能、自チームのレーティング閲覧。広告あり
ライト 350円 広告非表示、マイキャリア記録(自分の通算・年別成績、成績推移、シーズンの自己最高記録、節目の記録)
プレミアム 990円 ライトの全機能に加え、選手別の通算・年別成績、全国のチームレーティング・ランキング閲覧、レベルに基づく対戦相手検索、チームレベルと成績の推移分析

自分の草野球の記録を振り返る「マイキャリア記録」はライト以上、チームのメンバーそれぞれの通算・年別成績を確認する機能はプレミアムの対象です。広告を消したいのか、自分の記録を見たいのか、メンバーの成績や対戦相手のレベルまで確認したいのかで、必要なプランが変わります。

導入前に確認すること: ホームページ作成・選手登録・成績管理は管理人だけの登録でも始められます。ただし、メンバーが出欠管理やコミュニティを利用するには登録が必要です。利用する機能に応じて、誰の登録が必要になるかを確認しておきましょう。

出典:teams公式サイトteamsヘルプ公式料金ページ(teams・ログインが必要)(有料プランは2026年9月14日確認)。

PLAY by TeamHub:チーム内連絡や動画・写真もまとめたいチーム向け

PLAY by TeamHubは、野球チームのスケジュール・出欠・記録に加え、チーム内連絡や動画・写真の共有も扱うアプリです。練習動画を共有したり、用具を管理したりするところまで、同じサービスで始めたい場合に候補になります。

できること: 試合を進行に沿って記録するPlay-by-Playと、試合後に結果を入力するBox Scoreがあり、成績は自動集計されます。公式サイトでは、PLAYの利用者も姉妹サービスTeamHubのWeb版を使えると案内しています。

費用: 無料プランには広告があります。野球向けのプラスプランは月額2,000円/チームで、広告非表示やキャリアスタッツ(活動期間全体の成績)などが対象です。絞り込み機能が加わるエリートプランもあります。

導入前に確認すること: TeamHubの料金一覧には野球・ソフトボール以外の競技向けプランも載っています。野球チームでは対象競技を確認し、無料で使う機能と有料で使う機能を分けて検討しましょう。

出典:PLAY by TeamHub公式サイト課金プランの料金はいくらですか?(Link Sports ヘルプデスク)

草野球チームWEB管理システム:ホームページで会計・道具も管理したいチーム向け

草野球チームWEB管理システムは、PC・スマホのブラウザでチームホームページを作成・管理するサービスです。予定・出欠・スコアのほか、会計や道具の所在までホームページで共有したい新チームに向く構成です。

できること: チーム紹介・規約・選手紹介のページに加え、個人成績や成績推移、収支、道具管理、掲示板、連絡フォームが案内されています。たとえば、ボール代などの収支と、誰が道具を持ち帰ったかを同じ場所で確認する運用を検討できます。

費用: 60日間の無料試用後は、通常プランが年額2,200円、広告削除プランが年額4,400円です。契約は1年単位で、独自ドメインを使う場合は別プランになります。

導入前に確認すること: 公式サイトでは、試用期間内に正式契約の申し込みがなければ、試用期間の満了と同時に全データを削除すると案内しています。無料で継続する前提にはせず、試用中に年間費用の支払い担当と契約するかどうかを決めておきましょう。

出典:草野球チームWEB管理システム公式サイト

自分たちのチームに合ったサービスを選ぼう

草野球のチーム管理サービスは、出欠や成績の管理に加えて、連絡・ホームページ・会計など、扱える範囲がそれぞれ異なります。まずはチームで必要な機能を整理し、料金やメンバーの使いやすさも踏まえて選びましょう。自分たちの活動に合い、無理なく使い続けられることが大切です。

全員が無料で広告なしのアプリを使い、試合中のスコアから成績まで残したいなら、ScoreQを試してみてください。有料の分析機能が必要になったときも、チーム単位の契約で全員に共有できます。

参考資料

以下は機能・料金の確認に使用した公式資料です。確認日:2026年9月13日(teamsの公式料金ページ・ヘルプは同年9月14日)。